旅行者血栓症
深部静脈血栓症のよく知られている呼び名は、エコノミー症候群で旅行者血栓症とも呼ばれます。しかし、海外旅行などでビジネスクラスを利用して発病した例もあり、動かずに長時間同じ姿勢でいることが問題といわれています。また長時間の運転で起こることもあります。
代表的なエコノミー症候群の症状は、呼吸困難と胸の痛みです。そのほかにも、動悸、冷汗、チアノーゼ、血圧低下、意識消失などを起こすこともあります。また、発生した血栓が脳に移動して血管を閉塞させると、脳塞栓の症状を起こします。いずれも歩き出したあとに起こるのが特徴です。
長時間同じ姿勢を続けることで、静脈血のうっ滞や血液凝固の原因となります。また、湿度が低く乾燥している飛行機内などでは、水分不足で血液が濃くなり血栓が生じやすくなります。そして、立ち上がり歩き出すことで血栓が運ばれ、エコノミー症候群となります。
旅行の際に深部静脈血栓症(エコノミー症候群)を注意するには、適度に足を動かす、水分を摂る、アルコールを飲みすぎない、時々深呼吸をする、服装をゆったりとするなどがあります。とくに長時間座ったままの場合は、積極的に予防策を実行することが大切です。
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