長時間同じ体勢で座っていることが問題
深部静脈血栓症とは、エコノミー症候群といわれる症状のことです。飛行機に長時間乗った場合に起こりやすいといわれていますが、タクシー運転手や長距離トラック運転手などの発症も報告されています。長時間同じ体勢で座っていることが問題といわれる疾患のことです。
エコノミー症候群の症状は、長時間座ったままの状態から席を立ち歩き出した途端に、胸の痛みを感じる、呼吸困難になり失神や意識消失を起こすことがあります。また初期の症状として、下腿が赤くなり、はれや痛みなどが表れることもあります。
静脈の流れが滞るうつ滞では血栓が生じやすく、この血栓が血流に乗って肺へ流れ出すと肺塞栓症となり、血液の流れを止めてしまいます。最近では、新潟中越地震の被害者が、3日間以上自動車で寝起きしたためにエコノミー症候詳を起こしたケースもあります。
血栓を予防し、深部静脈血栓症(エコノミー症候群)を予防するには、長時間下肢を動かさない座ったままの姿勢を注意し、着席中でも積極的に足の運動をすることが大切です。また適度な水分を補給する、アルコールは飲みすぎない、服装はゆったりとする、などに気をつけます。
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